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白鷹町の仏像展(1)
塩田行屋の仏たち 中世から明治の仏像

展覧会日程

会期
2011年11月15日(火)〜12月11日(日)※月曜休館
時間
9:00〜19:00
会場
白鷹町文化交流センター ギャラリー1
観覧料
一般…200円、高校生以下…無料、団体(15名以上)…150円
※同時開催「梅津五郎通常展[4]」と共通
主催・問合せ
白鷹町文化交流センター TEL 0238-85-9071
後援
白鷹町教育委員会、白鷹町史談会
協力
塩田行屋、東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター

塩田行屋とは

白鷹町十王塩田に位置する塩田行屋は、南陽市小滝出身の湯殿山行者・明寿海上人により明治10年頃に建立され、遠くは新潟県長岡市・三条市付近まで広く信仰を集めました。
塩田行屋には鎌倉期から明治期までの仏像が多く安置されています。
中世から近世のものは、明治の神仏分離に伴い失われようとするものを明寿海上人が集めたと思われ、中でも如来形立像(鎌倉後期)、役行者倚像(鎌倉)、蔵王権現懸仏(江戸前期)は早くから良作として知られ、白鷹町指定文化財となっています。
また明治期に造像されたものは近代彫刻家・新海竹太郎の父、新海宗慶(宗松)の作がほとんどで、彫刻としてはほとんど類例が見られない四国八十八ヶ所霊場本尊仏像などがあります。加えて本展の調査により、宗慶の作の中に少年期の竹太郎の銘があるものも新たに発見されています。
この他、「湯殿山大日坊真如海上人」の陰刻がある錫杖や西川町大井沢の大日寺の華鬘など、貴重な文化財が遺されています。
本展では、塩田行屋のこうした文化財を余すことなくご紹介いたします。

関連イベント

ご予約は不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。(ただし、当日のギャラリー観覧券が必要)

講演会「塩田行屋の仏像─町指定文化財について」

日時
2011年11月23日(祝) 14:00〜15:30
会場
白鷹町文化交流センター 文化伝承室
料金
無料(ただし、当日のギャラリー観覧券が必要)
講師
長坂一郎(東北芸術工科大学教授)

講演会「新海宗慶・竹太郎親子の仏像について」

日時
2011年12月11日(日) 14:00〜15:00
会場
白鷹町文化交流センター 文化伝承室
料金
無料(ただし、当日のギャラリー観覧券が必要)
講師
宮本晶朗(当館学芸員)

学芸員による展示解説

日時
2011年11月20日(日)、11月27日(日)、12月4日(日)
各回とも14:00〜14:30
会場
白鷹町文化交流センター ギャラリー1

同時開催:梅津五郎通常展[4]

「深秋」(1993)
会期
2011年11月15日(火)〜12月11日(日)※月曜休館
時間
9:00〜19:00
会場
白鷹町文化交流センター ギャラリー2
観覧料
一般…200円、高校生以下…無料、団体(15名以上)…150円
※同時開催「白鷹町の仏像展(1)塩田行屋の仏たち」と共通
主催・問合せ
白鷹町文化交流センター TEL 0238-85-9071

「深秋」(1993)を含む11点を展示します。

<梅津五郎>
白鷹町出身の洋画家。東光会理事長、日展参与を歴任。詳細についてはコチラから。

白鷹町文化交流センターあゆーむ
〒992-0771山形県西置賜郡白鷹町鮎貝仮換地24街区1番  TEL 0238-85-9071  FAX 0238-85-9072  E-Mailはコチラから